インコタームズ

貿易取引は異国間で行われる取引であり、国際的な商法が無いため各国で異なる法制度や商習慣のギャップにより取引内容についての解釈が異なり、トラブルが発生しやすい状況にあります。
インコタームズとは、そんな貿易取引における売買価格の算出基準を短い言葉で表した貿易取引条件です。国際商工会議所(International Chamber of Commerce)が取り決めた解釈の基準で、売買商品の引渡し場所、危険負担の分岐点、費用負担の分岐点などを価格計算の基準にしています。現在は、2000年に改定された"インコタームズ2000"が適用されています。
このインコタームズは、リスクと費用の移転のみを規定しているものであり、所有権については規定の範囲とされていませんので、この点は良く理解しておく必要があります。
現在は10年ごとの追加・改正が行われる予定であり、2010年に新しいインコタームズが発表される予定となっています。

    【価格計算の基準分岐点】
  1. 物品引渡しの場所と時期
  2. 危険の移転
  3. 運送の手配と運賃の支払い
  4. 保険の手配と保険料の支払い
  5. 通関手続きと関税の支払い
  6. その他の費用の分担

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